エンジニアのが抱えるIT業界での苦労と乗り越え方

エンジニアはオフィスワークであることから、身体の疲れとはあまり関係がないように思われがちな職業です。しかし、実際には不規則なライフスタイルや徹夜などで心身の調子を崩したり、長年の運動不足が疾病に繋がったりすることもよくあります。

そもそもエンジニアはIT業界の中でも、仕事でプログラムを作りたいからエンジニアになったと、逆説的な動機を持って始める人が多いです。そのため、やりたいことを仕事にしている点では、一定のモチベーションを保てる人もよくいます。ですが、それも繁忙期や徹夜続きなど、ストレスが溜まる状況下はそうとも限りません。

月並みな話ですが、食事と睡眠と運動を気にかけることは、心身の健康に大きく寄与します。特に若い頃は数日続けて徹夜ができていた人も、30代以降は命に関わることも出てくるのです。徹夜を続けざるを得ない状況がそもそも心身に負荷がかかり、さらにストレスで細胞が負ったダメージを回復する睡眠を徹夜で奪ってしまえば、身体に良いはずもないでしょう。

睡眠不足に伴う脳のダメージ、および集中力や判断力の低下は甚大です。脳が資本であるエンジニアにとってはこのうえないマイナスになり、うつなどの精神疾患を発症することもよくあります。そこで睡眠時間の確保を第一として、可能な限り仕事量を調節すること、抱え込まないこと、仕事の合間に5分でも10分でも軽いウォーキングや階段の上り下りなどの時間を組み込んでみましょう。